** パステル和(NAGOMI)アート Gallery 3 **
なごみのアート@りら/リラ センターで体験された皆様の作品です

 ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・ 10 ・ 11 ・ 12 ・ 13 ・ 14 ・ 15 ・ 16 ・ 17 ・ 18 ・ 19 ・ 20 ・ 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ 28 ・ 29 ・ なごみのアート@りら


準インストラクター資格にむけてマイペースで前進中のKHさん!
初めてパステルに触れたとき、創作意欲がモクモクと湧き上がり、
「創作ショートストーリーを創っちゃいました〜♪」
とのこと、表現手段が一つふえるだけで、自己表現の幅がグ〜ンと広がるんですね〜!
スバラシ〜ッ!!! 

「おほしさまをさがしに」

こぐまくんは、ぶどういろのよぞらを
みあげておもいました。

“ぼくも、あんなきれいな
おほしさまがほしいなあ。”

つぎのひ、こぐまくんは、ソーダ色の
まぶしいそらをみあげました。

“あれれ?
おほしさまがいなくなっっちゃった・・・”

こぐまくんは、おひさまにきいてみました。
「おひさまあのね、ぼく、おほしさまが
ほしいの。どこにいったのかしってる?」

おひさまは、
いつものにこにこがおでいいました。

「わたしは、おほしさまなんてみたこと
ないな。おほしさまっておいしいの?」

こぐまくんは、こまったかお。

おほしさまをさがしにいくことにしました。

こぐまくんは、もりへいってみました。
そして、うんとおおきなきを
みあげていいました。

「もりのおおきなきさん、ぼくね、
おほしさまがほしいの。
そのたかいたかい えだにのぼったら、
おほしさまにとどくかな?」

もりのおおきなきさんはだまって
みていました。

よいしょ、よいしょ・・・

こぐまくんは いっしょうけんめい
きにのぼってみましたが、
そらにはとどきません。

こぐまくんは、のはらにやってきました。

あたりは、ゆうやけでオレンジ色に
かがやいていて、
かぜさんが ダンスをしていました。

「かぜさん、ぼくね。おほしさまが
ほしいの。かぜさんといっしょなら
おそらをとべるかな?」

かぜさんは、
きどって くちぶえをふきました。

「こぐまくんに、おおきなはねが
はえたら とどくかもしれないね。」

こぐまくんは、りょうてをひろげて
ちいさくためいきをつきました。

こぐまくんは、
やっと おいけまでたどりつきました。

もう、ゆうひはしずんで、
いちばんぼしが
おいけのみずに うつっていました。

「あ、おほしさまがおっこちている!
おいけさん、じっとしていてね」

こぐまくんは、さかなとりのあみを
もってきて、そっとすくってみました。

「あれれ?おほしさまがすくえない。」

なんどもやっても、おほしさまは
すくえません。

こぐまくんは、がっかりして 
とぼとぼとおうちへ かえっていきました。

たくさん、たくさんあるきまわって、
こぐまくんは、すっかりつかれて  
しまいました。

まどからは、
たくさんのおほしさまがみえるのに

こぐまくんは とうとう 
おほしさまをつかまえることは
できませんでした。

“あ〜、やっぱり あのきれいな
おほしさまが ほしいなあ・・・”

こぐまくんは、いつまでも ぼんやりと 
よぞらをながめていました。

「ただいま、ぼうや。おみやげだよ。」

しごとからかえった おとうさんくまが、
ちいさなはこを こぐまくんに
わたしました。

でも、おほしさまのことで
あたまがいっぱいのこぐまくんは
げんきがありません。

「あけてごらん。
きにいるとおもうんだが・・・」

こぐまくんは、
しずかにはこをあけてみました。

「わあ〜〜〜〜、すごいな〜!
おほしさあが いっぱいだあ〜!」

こぐまくんのかおは、
ぱっと すてきなえがおにかわりました。

「おとうさん、ありがとう!
こんなにたくさんのおほしさま。
ぼく、とっても とってもうれしいよ!」

おとうさんくまのおみやげは、
【こんぺいとう】でした。

でも、こぐまくんは
いつまでも いつまでも 
ながめてにっこりしていました。

このページのトップへ戻る